2017/06/27 17:19

 

▼ アクセサリーをただの装飾品とするのか、そこに祈りや願いも託すのか

 

肌に一番近い位置で身につける装身具(アクセサリー)。古来の装身具には現在よりも大きな意味がありました。人を美しくするだけでなく、そこには祈りや願いの込められた護符としての存在や、自分を強い者と見せるための自己表現の手段の一つにもなっていたのです。

私が装身具を選ぶときの基準をよくよく考えてみると、「自分がこうありたい」「こんな風な女性になりたい」という願いが通じる装身具を選ぶ傾向があることに、ある日気づきました。そう考えると、私が天然石を好むのにも納得ができます。それぞれの石が持つパワーに惹かれ、それに助けられるように、石のもつ意味を自己実現したいという願いがそこにはあるのです。

 

▼ アクアマリンとジャスパーの天然石がもつパワーとエネルギー

 

3月の誕生石であるアクアマリンには「海の精の宝物が浜へと打ち上げられ宝石になった」という神話があります。「アクア(海)+マリン(海)」という その名の通り、穏やかな海のような宝石で、身につける者に清らかな癒しのエネルギーを与えてくれます。
一方、この首飾り全体を飾る森の木のようなジャスパーには、持つ者に自然と繋がるよう助け、自然と繋がりが戻ることで、持ち主に安定感(地に足をつけるグラウンディング)と安心感(リラックス)を与える森のようなエネルギーがあります。

 

 

人間は誰しも常に「Back To Nature」を求めているものです。アクアマリンの天然石は、ハンモックに揺られて何時間も眺めていたコスタリカのコバルトブルーの海を、ジャスパーの天然石は私と海と空とジャングルを繋ぐ大地を彷彿させます。これらの天然石を首元に身につけていると、あのジャングルでの日々のように呼吸がしやすく、開放的で、そして清々しい気持ちになります。

 

この「コスタリカジャングル」という名の首飾りは、あのとき感じた自然との一体感、開放感、時の流れを表現して制作したものです。地球に生きる限り、人間も海や大地や森との繋がりを失ってしまっては、眼鏡を失ってしまった人のように物事や周囲の景色をはっきりと輪郭をもって見ることができなくなってしまいそうです。自然と繋がりたい気持ちを忘れない自分、余計な雑音や情報から一線を引いたニュートラルな自分、深くて安定した呼吸を繰り返す自分、どんな時もそんな気持ちを大切に身にまとえるように、この首飾りを作りました。

 

 

 

 

 

▼ 自分自身の軸に気づき、見失わない

 

この首飾りの一番大事なポイントは、一見ウッドビーズのように見えるけれど、ジャスパー(天然石)を使用しているところです。使用しているジャスパーは一つ一つ、色に表情があり言われないとなかなか同じ名前の石なのだと気づきにくいでしょう。同様に、この首飾りに使われているのはアクアマリンとジャスパーだと伝えられなければ、この首飾りに込めた願いも感じ取りにくいのかもしれません。


それでも大切なのは、自分がこの世の中でどのような存在でいて、どのような暮らしをして、どんな風に生きていきたいのかが、自分でわかっていることではないかと思います。

そんな強い軸を持つ女性は、他力本願に生きるのではなく、首飾りとともに何度も「自分の在り方」を思い出し原点へと戻れる柔軟さと強さを持っています。この首飾りはそのような軸がぶれない助けとなり願いとなります。

 

 

「コスタリカジャングル」は色調がナチュラルでどんな服装にも合わせやすいです。白やベージュやブラウンの服に合わせて首元にあるアクアマリンを主役にしても素敵ですし、民族調のファッションや、古着のTシャツ、ジーンズ、襟元を開いたシャツにもとてもよく合います。(写真は試作品なのでレングスが若干短く、ウッドビーズの色味とアクアマリンの大きさが異なります。)

 アクアマリンの色はイエローやピンクやグリーンやパステルカラーとも相性が良く、またブラックやグレーなどの落ち着いたトーンにも映えます。石に主張があるため一見難しいと思われる首飾りも案外取り入れて見るとコーディネートにすっと馴染みます。

またこの首飾りは留め具にしか金属が使われておりませんので、アレルギー反応が出やすい方も比較的安心して装着することができます。

 

この首飾りをつけた日は、裸足になって芝生の上を歩いたり、ゴロンと仰向けになって風に揺れる頭上の葉っぱや青い空をしばし眺めてみてはいかがでしょうか?